「惚気話」制作秘話
どうも、しとろんです。
「惚気話」聴いてくださった皆様にまずは大きな感謝を。
今回はいつもより短めで、さらっと書きたいと思います。
忙しいからね。次の曲の準備とかでね。うん。徹夜明けで眠いだけとかじゃないよ、ええ。
では、この曲の制作秘話を、少しだけ。
実はこれ、なんとフィクションです。
・・・ん?
「いや実話ちゃうんかい、ただのフィクションかい」だって?
当たり前でしょ、こんなイケメン彼氏この世に存在するかああああああ!!!!!!!!!!!!
……取り乱しましたすいません。
逆に言えば僕の中の理想の「彼氏」がこれだったんです。
この曲の構想の発端は、僕の遠距離恋愛の実体験に基づいています。
実際にこの曲の彼女のように「本当に愛してる?」と聞いて、不安がっていたのは僕の方でした。彼女に「本当だよ」と言われても信じ切ることができず、独りの寂しさに打ち勝つことができませんでした。え?女々しい?知ってるよばーか!
そんな時、寂しいとかそういった感情をストレートに曲として表現するのを躊躇いました。そこはあえて発想の転換をして、「僕がどうされたら安心できるだろう?」と考えたのです。
距離を超えた「好き」を証明するのにはどうすればいいだろう、と。
その答えが“君の惚気話を、君に”だったんですね。
まぁそしてリアルとは立場の男女を入れ替えた方が映えるだろう、と変えて()
そんなこんなで、こんな詞が出来上がったというわけです。
個人的には最高傑作のひとつだと思ってます。完成度やまとまりという意味では、ある種僕の理想形だといえます。
一番の「だんだん眠たくなっちゃうこと」という僕の惚気からの、二番で彼女が寝落ちする展開、めちゃくちゃいいですよね。
わかる。スタンディングオベーション。
ちなみに、メロディだと冒頭が一番好きです。
「本当に愛してる?」の旋律が、コードと共に最初に降りてきて「え、えもい!!」ってなりました()
最初のコード進行はDM9/E6/C#m7/F#mという、まあ言っちゃえば王道進行にテンションを足しただけのシンプルな感じなんですけど。これアコギで弾くと超かっこいいので、良かったら楽器持ってる方は弾いてみてください。
最後に調教の話をしておきますね。
めっちゃ頑張ったので!!!!(大声)
とは言ってもですね。今までほぼほぼベタ打ちだったから、相対的にって感じなんですけどね笑 EVECとか歌唱スタイルとか、よくわからないところをたくさんいじりましたよ。
とにかく全体的に優しい声になるように。寝る前の声みたいに息をたっぷり込めて。
作業しててこっちが眠くなりました((
「ゆっくりおやすみ☆」とか言ってる場合ではない。
これは是非ともボカロPさんにお勧めしたいやり方なんですが、人っぽくボカロを歌わせたいときの話。
今回先にこの「惚気話」を僕が弾き語ったのを録音したんです。
そうすると、どこにアクセントを置いて、どこがどうしゃくれて、とか凄いはっきりわかるんですよね。ぜひやってみてほしいです。
あとはYoutubeで最近は歌い方講座なんかよく見てるので、それも良い影響になってるかもしれませんね。「しらスタ」というチャンネルを推してます。
そんなこんなで、結局長くなっちゃいましたね。夏星に比べりゃだいぶマシか()
「11月には2曲あげる!」とか呟いたのに結局次の曲は来月、それもクリスマスくらいになっちゃいそうです。
でも!!めっちゃ自信作です。まあ全部そうだけど。
でも次の作品は動画も絵も直々に依頼をして、Youtubeにも広告を打とうと考えてるくらいなので。更に更に新しいVOCALOIDもお迎えしたのでね・・・。
ふふふ、楽しみに待っていてください。
それまで「惚気話」があなたの夜のお供になってくれたら何より幸せです。
今日はここまで!(寝不足で変なテンションでごめんなさい!)