しとろんのなかみ。

作った曲について、とかとか。

0を1にする人。1を100にする人。

 

どうも、しとろんです。

 

今日は自分語りをするだけなので、興味なかったらすいません。

隙を与えたあなたの所為です。

 

 

 

僕は「0を1にする人」であり、「1を100にする人」ではない。

 

ただ、それだけの話です。

 

 

 

「あなたの人生で、一番楽しかったことはなんですか?」

 

そう聞かれたら、僕は「高校の文化祭」だと答えます。

 

うちはクラスごとに発表をする形で、毎年僕は企画班に参加していました。

 

けしてクラスをまとめるようなリーダーではなかったけれど、発表の根幹を作り上げる「原案」を考えていました。

 

ゲームの世界観だったり、暗号だったり、劇の脚本だったり。

 

そういうアイデアを作るのが楽しかったんです。

 

 

そして、それを基に皆が「こうしたらもっといいんじゃない?」って、どんどん大きくしてくれて、絵を描いたり工作をしたりでどんどん形になっていく。

 

そんな文化祭が大好きでした。準備の方が好きだったまである。

 

 

 

この「0を1にする」という過程が自分にとって適材適所だ。

 

そんな確信を徐々に得ていきました。気づいたのは最近だけど。

 

 

僕は、趣味で小説を書いています。

でも、一番楽しいのはプロット(ストーリーのあらすじみたいなもの)を考えている時です。

実際に執筆している時は、なんならちょっと苦痛です。笑

 

でも、「描写を考える時が一番楽しい」なんて言う友達もいて。

逆にその人はストーリーを考えるのが苦手で。真逆だな、なんて思いました。

 

 

そして、これは作曲でも同じことが言えます。

 

 

僕はメロディと歌詞を考えている時が一番楽しいです。

 

 

音作りとかアレンジとかマスタリングとかミックスとか。

……正直よく分かりません((

 

いや、楽しい時もあるけど。勉強もしているけど。

 

 

でも、やっぱり0から1を生み出している時の快感とは段違いです。

 

だから、「1から100を生み出すのが好きな人」の力を借りるのもありなのかなって思っています。

 

なかには作詞や作曲より、ギターの音作りやアレンジ、ミックスが好きな人もいるでしょう。好きな分、彼らの方が上達も速いです。

 

僕にはまだまだ編曲等の技術が足りません。全然足りません。

 

だから自分で勉強しながらも、誰かの力を借りて0を100にする。

それもたまにはいいかなって。

 

だって、大事な僕の「1」を、26とかで終わらせたくないじゃないですか。

 

すっごくいいアイデアなんだから、この原石をピッカピカにしてくれる人がいるなら、自分でやるより全然いい。

 

 

もちろん自分でできるに越したことはないけどね。

 

 

 

今作っている夏の曲では、アレンジをほぼほぼ知り合いの方に依頼しました。

 

三年前に作曲した曲で、自分にとって大事な曲です。

だから、最高の出来にしたい。

 

そしてそのための技術と技能を自分は持ち合わせていない。

 

まあ、ギター弾けないのが大きいですね()

 

 

ほんっとうにいい曲だから、これを機にしとろんを知ってくれる人も多いかもしれない。

 

でも、「それは半分以上お前の力じゃねえだろ」と言われればそれはそうです。

 

僕がやったのは「1」まで。残りの99は他の人の力なんですから。

 

だから、本当にちゃんと着実にボカロPとしてまっとうに伸びていこうと思うなら、自分の得意な作風を見つけて、それを定期的に、少しずつクオリティを上げて作っていくしかないとは思います。

 

でも、それは楽しくないからしたくないんです。

同じような曲、作ってると僕が飽きちゃうんです。

 

 

「作りたい曲を作る」「でも伸びたい」

 

なんて我が儘な?

 

でも、いい曲作れば文句ないだろ?

 

うるせえうるせえ。僕は全部やりたいんだ。全部受け止めてくれよ。

 

全部いい曲にするから。

 

 

 

 

そんな子供みたいな駄々を僕はずっとこねていくのだと思います。

 

それが「しとろん」の芯でもあります。

 

 

……という訳なので、これからもジャンルとか好みとかあまり考えず。

 

「しとろん」という存在が受け入れられる時が来るまで。

好きなように曲を作っていくので、どうかよろしくお願いします。

 

 

 

以上、自分語りでした。

お付き合いいただきありがとうございました。